【とある行動心理士】の心理術

♯003集団における行動に基づく心理の仮説

1体1の対面や集団でのコミュニケーション場合、発信側と受信側の駆け引きが知らぬ間に起こる事が多い。

簡単な話だが書面をただ読み上げる発信者の場合、その動作は人に不安やその他感情の引き出しを与えてどんどん意見や賛同・反論が出てくる。

これは「引き出し効果」だ。(けれども本当に何かを避けたいか自分の言葉でない発信を闇雲に行なっているケースもあるのでこの場合はオーディエンスがその人の所作をつぶさに観察すれば良い)

逆に話し手は向き合う1人1人の所作を観察していれば大抵の事の仮説が立てられる。

簡単に言うとよく表現されるのが

-嘘をつくとき「利き手と逆の方向に目を向ける」

-不安や触れられたくない会話の時には口元に手を置く(近づける)

-座ってるときの足の開き方

-人の話を聞くときの腕(指)の動き

-相手と話すときの位置の取り方

等々

いずれ各論はセミナー等でお伝えしていきたいと思いますが、これだけでも個々の心理状態の仮説がいくつも立てられます。

学問と人間観察好きが高じてこのような事やってますが仮説を通じて「原因」と「現状」見えそうな「結果」の法則を紐解いていくのは実に楽しくもあり、課題解決の一助になっていくと思います。

次回はちょっと脱線して面白シリーズとして「ジャイアンとのび太くんの行動心理学」について記載してみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です